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<エリア情報>【Steidl × POST】トマシュ・グゾバティ写真集「PROOF」

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現在代官山のギャラリーSpeak For B1F/B2Fで開催中の、Steidl社とPOSTの共同企画による、写真展「Tomasz Gudzowaty, PROOF」。

 

以下プレスリリースより抜粋

 

この「PROOF」は、ポーランドの写真家であるトマシュ・グゾバティが管理していたアナログプリントに偶然の美がもたらした、新しい表現の境地に焦点を当てたもの。展覧会は、優れたクオリティの作品群でよく知られるトマシュの所有している、写真撮影の工程における副産物として認識されていた 「Polaroid TYPE 55」というフィルムのインスタント写真を用いた作品群で構成されています。

 

Tomasz Gudzowaty, PROOF
2016年6月25日(土)~7月1日(金)
会場:Speak For B1F/B2F
住所:東京都渋谷区猿楽町28-2
開廊:11:00 ~ 19:00

 

今回、展覧会のパートナーとなっているのは、世界最高峰のアート出版社と謳われるドイツのSteidl社と、同社の設立者であるゲルハルト・シュタイデルです。ゲルハルトは本展覧会準備のために来日し、会場候補地の選定から展示プランの作成、会場設営方法までを細かく検証してきました。またドイツのSteidl社が制作した同タイトルの写真集も刊行されます。本展は全世界の巡回を予定しており、東京での展示が世界で最初の場となります。

 

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メールの添付ファイル

 

すでに生産を中止されており、大判カメラを使う写真家から熱狂的に愛用されていたこの白黒フィルムは、撮影時にネガフィルムに加えて正像のインスタント写真ができます。このインスタント写真は通常処分されてしまうか、ネガフィルムからプリントをする前のイメージ確認用として保管される程度の扱いをされていました。本作品「PROOF」は、このインスタント写真の持っている芸術性を主題としました。インスタント写真には撮影された直後には鮮明な像が現れていますが、時間の経過とともに、コントロールも予測も不可能な偶然の科学反応がゆっくりと進み、思いがけない変化を図像に与えます。その変化は、ネガからプリントされた写真とはちがった「写真性」を含み、芸術写真としての強度をより高める効果をもたらしました。不完全で時に感光不足、または過剰に感光し、擦れてしまったり像が見えにくくなっていたりするこのインスタント写真は、時間の経過による変化を記録し、予期しなかった繊細な美しさが備わっています。

 

また先日、今回はコンティニュエの近隣ブックショップ「POST」が共同企画していることもあって、レセプションにお邪魔しました。ゲルハルト・シュタイデルと写真家であるトマシュ・グゾバティが在廊して、直接本展の話も聞く事ができ、貴重な経験でした。

 

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美しくもあり、ユニークさもある写真だと感じました。会期は7/1(金)までとなります。世界巡回の中、東京が最初の場です。是非ご覧になってみてください。

 

Exhibition: Tomasz Gudzowaty, PROOF
at Speak For B1F/B2F, Tokyo
June 25 – July 1, 2016

 

【POST】website



【エリア情報】−POST− 奥山 由之「THE NEW STORY」

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近隣のブックショップ「POST」にて写真家・映像作家である奥山 由之さんの写真展が開催されています。 今回は2015年末、光の捉え方をテーマに一群となった奥山さんの写真をアート・ディレクター のHiroyuki Kuboが編集して刊行された写真集「THE NEW STORY」を、展覧会という形に再構成する試み。また少部数で発行され、瞬く間に完売となってしまっ た本書を今回の展覧会に合わせて20 部限定のスペシャルエディションを刊行、会場で販売されています。

 

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様々な光の捉え方を意識させてくれる美しい写真展。上の写真にはないのですが、POSTに入ってすぐ目の前に展示されている作品「Boy」という作品が気になっています。4月17日(日)まで開催されていますので、近くにいらした際など是非ご覧になってみてください。

 

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作家略歴
奥山由之 (Yoshiyuki Okuyama) 写真家・映像作家。
1991年1月23日生まれ。大学在学中の2011年に、第34回写真新世紀優秀賞受賞。 受賞作「Girl」が2012年に写真集として出版される。 2015年、約5年間におよび 撮りためた写真集「BACON ICE CREAM」が完成。私家版写真集に「THE NEW STORY」「march」がある。

 

【POST】Official Website



【エリア情報】Nerhol Slicing the Onion -POST-

hcaefeba.©Nerhol All Rights Reserved

 近隣の【POST】では現在、国内外で注目を集めるアーティストユニットNerhol(ネルホル)の新作展を開催中です。2012 年4 月に開催した展覧会では、「ポートレート」を題材に、人の最深部を表層に浮かび上がらせるような、新しい手法の作品が話題を呼びましたが、今回、3年ぶりとなるPOST での個展では「食物」をテーマとした作品が発表されていました。

 

何層にもわたって同じ表情を内側に湛える食物がタマネギ。 
今回はそんなタマネギの塊(マス)をスライスし、定点観測した約80 枚の写真を時系列で重ね合わせ、5 ~ 7 パターンの切り方でカットした新作36 点が展示されています。 
食物をテーマに、大量生産・大量消費がベースとなっている、そして私たちが避けがたく、知らずに加担し続ける資本主義の構造をNerholならではの視点でそれとなく示唆しながらも、表象的な魅力を提示している作品群。 
考えなければならないテーマでありながら、タマネギという一目軽やかなヴィジュアルが、どこか楽しい気分にもしてくれる展覧会でした。

 

idadacfi.©Nerhol All Rights Reserved

【展覧会】 Nerhol [Slicing the Onion]
会期 2015 年7 月3 日(金)- 7 月26 日(日)
時間 12:00 – 20:00 /月休(※祝日の場合は通常営業)
会場 POST

 

是非お近くにお越しの際はご覧になってみてください。
下の写真はPOST内に置かれていた実際のタマネギ。

 

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Nerhol(ネルホル)

Nerholは、田中義久と飯田竜太の二人からなるアーティストユニット。それぞれの活動を展開していた二人は、現代においていかにして問題を提起し、人に伝えていくかという方法論において共通項を見出し、2007年よりNerholとして活動を開始する。 
その後、国内外の美術館やギャラリーの展覧会への参加を重ねるなか、現代の経済活動が生み出し続ける消費と生成、忘却という巨大なサイクルの急所を突くような作品を一貫して制作している。 
その作品は、amana photo collectionに収蔵されるなど、国内外を問わず、近年評価を高めつつある。 
田中は1980年に静岡県に生まれ、2004年武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科を卒業後、東京を拠点に活動を続ける。 
飯田は、1981年に静岡県に生まれ、2014年 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了、現在は青森県八戸市から東京に拠点を移して活動している。 

直近の展覧会には、IMA CONCEPT STORE(2014年/東京)、EYE OF GYLE(2014年/東京)、foam museum(2015年/オランダ・アムステルダム)YOUNGEUN MUSEUM OF CONTEMPORARY ART(2015年/韓国・光州)がある。 
http://www.nerhol.com/



【エリア情報】生活文化誌「疾駆/chic」:第5号刊行記念展覧会

idcecjdg.©Erika Kobayashi

近隣の【POST】にて開催される展覧会のご案内です。
5月上旬に刊行された生活文化誌「疾駆/chic」第5号の刊行を記念して、展覧会が昨日より開催されています。

展覧会では、今号の「東京」特集を彩る小林エリカさんのイラスト原画から約25点の作品を展示・販売いたします。本誌に掲載の小林エリカさんのテキストとともに、特集内容をより深くご紹介する貴重な機会となります。

原画は東京取材で皇居の周りを歩き、雪の降る日に手がかじかみながらドローイングをしたそう。疾駆をご覧になっている方や、まだご覧になっていない方も、是非お近くにお越しの際は足を運んでみてください。

【展覧会】
生活文化誌「疾駆/chic」:第5号刊行記念展覧会
会期 2015年5月30日(土) 〜
時間 12:00 – 20:00 /月休
会場 POST

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街の変化とともに人の心も変わっていくものなのでしょうか。

【疾駆】では2020年の東京オリンピックに向けて、変わっていくであろう「東京」の様子を今後も取材していくそう。今号でも「東京」について考える面白い視点が紹介されています。是非ご覧になってみて下さい。



【エリア情報】YEBISU GARDEN CINEMA

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ご存知の方も多いと思いますが、今春嬉しいニュースが。
恵比寿ガーデンプレイス内に映画館が復活します。2011年に寂しくも閉館した旧・恵比寿ガーデンシネマですが、装い・コンセプトも新たに【YEBISU GARDEN CINEMA】が3/28(土)よりオープンします。

「&CINEMA」がコンセプトの劇場では、アメリカン・インディペンデント作品を中心としながら、世界から選りすぐった映像作品を揃えるだけでなく、演劇、ミュージカル、ファッション、クラシックコンサートなども実施していくとのこと。
またフードやドリンクも”恵比寿ならでは”のメニューが豊富みたいですし、どんな空間になっているのかも楽しみです。

オープニングはジャン=マルク・ヴァレ監督・脚本の『カフェ・ド・フロール』
その他4本の上映ラインナップもかなり充実した内容。

街に映画館があるのは幸せな事ですね。
是非恵比寿にお越し下さい。