英国のトラディショナルかつ、時代を超えた新鮮さを感じるコレクションを発表し続けている【Oliver Goldsmith / オリバー ゴールドスミス】。コンティニュエでは復刻当初からリコメンドを続けている同ブランド。その中でもお客様からも引続き問い合わせも多く、また今までご紹介していなかったカラーも店舗に並んでいるということで、改めてそのマスターピースである『CONSUL』の魅力をご紹介したいと思います。

まずはおさらいまでにデザインとヒストリーについて。一見するとベーシックなスクエアウェリントン型ですが、ヨーロピアンヴィンテージスタイルを感じる肉厚で滑らかな曲線と、太さに抑揚を持たせたシルエットがブランドのアイデンティティを感じます。また、堅牢な7枚丁番を採用したり、飾りカシメ鋲には10金を使用、その他メタルパーツもゴールドカラーで統一するなど、ディテールにも抜かりはありません。また、英国を代表する俳優であるマイケル・ケイン氏がポートレイトや映画でたびたび使用したモデルとしても有名です。

『CONSUL』には、他のモデルにはあまり見られない、3つの素材違いと、4つのサイズバリエーションがあります。素材は『アセテート』『セルロイド』『鼈甲』とに分けられます。

現在アイウェアで主に使用されるのプラスティック系の素材で、加工性の高さと、色や柄の発色の良さから、現在主流となっている素材です。『CONSUL』でも最もカラーバリエーションが多い素材となっています。

現在主流となっているアセテートが登場する前に、アイウェアの一般的な素材として使用されていたセルロイド。今でもセルフレームと言う呼び名で残っているほど愛用されていました。今でこそ生産数ではアセテート素材が多いですが、セルロイド製のCONSULは、その素材特有の硬質で艶のある質感と、アセテートに比べ、フロントの厚みが約1ミリ薄く作られており、セルロイド特有の弾力性を活かしつつ、よりシャープな印象となっています。※現在サイズはSのみ一部展開しております

セルロイド製のアイウェアが登場するずっと前より眼鏡の素材として使用されていた鼈甲。タイマイと呼ばれる亀の甲羅から取れる素材を、鼈甲職人が水と熱と人の手によって丹念に加工されています。今も連綿と息づく鼈甲細工の歴史と、職人の技術を色濃く感じます。鈍く照らし出された深い艶と、肌に吸い付くような感触は鼈甲にしかない満足感を体験できます。※2019年2月現在はサイズは50のみ取扱っております。

お顔の大きさや、スタイルによってサイズバリエーションが選べるのも特徴的なCONSUL。サイズは女性でもジャストサイズでかけられる『SS』や『50』、スタンダードな『S』、サングラスにも最適なビックシェイプの『g』があります。定番モデルだからこそ実現出来る仕様で、ショップとしても提案できる幅が広がります。

大定番「s」サイズではオーセンティックなカラーが揃い、シックな雰囲気を醸します。また新色の「Fake Tortoiseshell」も登場しました。

ビッグな「g」サイズはサングラスでの展開も多く、そのシェイプからベーシックに着用していただけます。

ミドルサイズ「50 」ではフロントとテンプルが異なるカラーも展開されています。

以上のように【Oliver Goldsmith】の定番モデルとして不動の人気の『CONSUL』は様々な魅力に溢れています。ジャケットスタイルに合わせて英国トラッドに合わせていただくのもオススメですし、またカジュアルな装いにも定番ゆえハマりますので、その人らしく自由に掛けていただけるモデルかと思います。ぜひ皆様のお好みサイズ・カラーをお試しください。

※取扱各店、その時の生産状況により、素材・カラー・サイズの在庫に変動がございます。ご希望のタイプがございましたら、お気軽にお問い合わせください。