ブランド設立10周年を迎え、2020年には“メガネ界のアカデミー賞”とも言われるシルモドールを受賞し、世界中から注目を浴びるブランド【MASAHIROMARUYAMA / マサヒロマルヤマ】。

この度、コンティニュエ日本橋では【MASAHIROMARUYAMA｜SPECIAL DAYS 2021 SPRING 】を開催することとなりました。今回のイベントは、昨年秋に発表された新作のコレクションと過去の名作を揃えたトランクショー形式での開催。新作を含め、現在オーダーが可能なモデルのサンプルを多数ご用意し、お好きなアイテムをオーダー頂けます。

大変貴重な機会となりますので、ぜひこの機会にコンティニュエ日本橋にご来店ください。

2020年秋に発表されたコレクションのテーマは「MONOCLE（モノクル）」。モノクルとは片眼鏡のことで、片眼の眼窩に挟み込んで使用する眼鏡です。今ではあまり見なくなったモノクルですが、その原型は老眼鏡として、また装飾品として使用されていました。今回【MASAHIROMARUYAMA】は、このモノクル特有のデザインエッセンスをベースに、現代のアイウェアとして、片眼鏡を両眼鏡への転換というアンビバレントなデザインへと昇華させました。

こちらがシルモドールを受賞した「MM-0052」。シンプルなデザインの中には、コレクションのテーマ性とらしさを感じるディテールが満載。デザイン性やアート性、モノクルという歴史的な要素を交えたプロダクトは、まさにシルモドールを受賞するに相応しい創造的かつ革新的なアイテムです。

今シーズンのモデルは、ディティールに注目しても、同ブランドらしい構造のユニークさを感じられます。レンズ上部はメタルを切削しフレームとレンズの間に空間を作っており、この空間と右眼の下半部に取り付けられたメタルパーツをもって片眼鏡の輪郭をなす仕様になっています。またその繋ぎ目であるネジ止めを前面に出すことで、MONOCLEのデザインは完結しています。

その他、左右非対称な造形とカラーリング、ハンドドローイングされたフレームライン、再構築したパーツの組み立てなど、今までのマサヒロマルヤマのエッセンスが随所に取り入れられたコレクションになっています。