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Imagine lazare studio

CONTINUER NIHOMBASHI|The PARKSIDE ROOM|Feature
2025.11.28

Dialogue

2020年にフランス・リヨンにて設立されたアイウェアブランド〈lazare studio〉。その精巧なモノ作りとプロダクトから醸し出るクールな様相は、私たちスタッフ含め、こだわりのあるアイウェアユーザーを惹きつけ、着実にファンを増やしています。今回はスタッフ同士の「対話」を通して、プロダクトのこと、ブランドのこと、その魅力の一部をあらためてご紹介いたします。

 

〈A〉〈lazare studio〉のことをこれから知りたいスタッフ
〈B〉〈lazare studio〉にすでに魅了されているスタッフ

 

Section1. – Color & Details

 

〈A〉 ラザール・ステュディオのアイウェアってカラーリングが目を惹く。

 

〈B〉そうですね。「色の表現力」に関してはかなりハイレベルでオリジナリティあるアプローチをしていると思います。

 

〈A〉色の表現力。とてもしっくりくるワードだね。

 

〈B〉やや抽象的ですが、デザイナー(アレキサンドル・カトン氏)は、一日一本は映画を見るほど、映画という芸術に敬意があり、映画の世界のカラリズムや空気感に影響を受けているそうです。それはどこか直感的な部分でカラーリングにも通じているかもしれません。

 

〈A〉 確かに。特にレンズカラーはなんとなくわかる気がする。

 

〈B〉それと、メタルコレクションは表現方法が独特で、「色の重ね方」と「組み合わせ」に特徴があるんですよ。

 

〈A〉なんというか、一言では言い表しきれない色の奥行きとニュアンスを感じる。

 

〈B〉(メタルの)カラーリングに関しては、フランスのジュエリー職人の手によって行われているんですが、この“レイヤー”によって独特な質感が生まれているんです。まずはベースの〈Core〉から、〈Protection Layer〉、〈Silver Coating〉、そして〈Finish〉という層で基本は成り立っていまして。

 

〈A〉なるほど。だからメタルリム自体が決して“厚い”というわけではないのに、どこか“重厚さ”のある仕上がりになっているんだね。

 

〈B〉そうなんです。そして最終の仕上げの段階で、カラー毎にメッキでの色付けや、金属の調合によって、オリジナリティのある色合いが表現されています。

 

〈A〉どのカラーもすごく魅力的。その中でも「wabi sabi」は特徴的なカラーだね。

 

〈B〉メタルコレクションは経年変化も魅力のひとつですが、この自然と使い込まれたような風合いが表現されているカラーをブランドでは「wabi sabi」と表現しています。最終的にはブラックとゴールドを調合することで色出しされていますが、もっと経年変化が進むと、ベースにあるシルバーが覗いてくることもありますよ。

 

〈A〉ぜひ使い込んでみたい。では、アセテートコレクションの魅力はなんだろう?

 

〈B〉(アセテートコレクションでいうと)メタル同様にニュアンスのあるカラーリングへのこだわりも十二分に表現されていますが、より目に留まるのは-そうですね、自分としては「カッティング」だと思います。

 

〈A〉なるほど。確かにこの独特のカッティングが入ることで、他ではあまりない質感のアイウェアになっているような。特に智元とテンプルエンドのカットがすごく特徴的。

 

〈B〉そうですね。アイウェアに元々備わっているしなやかな曲線に、この「面」と「線」の要素が足されることで、プロダクトに立体感を与えているのはもちろん、何よりシャープさとエレガンスさの両方を感じませんか?

 

〈A〉うん。つい手にとって掛けてみたくなるような特別な魅力がある。あとこのリベットも雰囲気があるね。

 

〈B〉はい。この一見さりげなく存在しているようなリベットですが、デザイン上のアクセントとして効いていますよね。

 

〈A〉あっ、それとディティールでいえば、このメタルコレクションの蝶番部分の作りもスッキリしていてすごくシャープな作り。

 

〈B〉ここも良いですよね。ダイヤモンドカットの技術を用いて製作されているオリジナルのネジを使用しているんですが、断面の美しさに加えて、機能的にも固定力が増し、アイウェアの精度を高める仕様になっています。ちなみに目に見えていない内部のワッシャーもオリジナルで製作しているんですよ。

 

〈A〉とても精度が高いね。どこのディティールも仕上がりが美しい。

 

 

Section2. Shape – Lines & Balance

〈B〉カラーやディティール以外でいえば、(メタル/アセテート)どちらのコレクションにも共通しているのはデザイナーが描く、緻密さと大胆さが交錯する「シェイプデザイン(ライン)」だと思うんです。

 

〈A〉確かに、シンプルな美しさというミニマルな方向性の解釈ではなく、アレンジ力というか、どこかジャンルに縛られていないデザインの魅力を個人的には感じる。モチーフというか参照している年代とかはあるの?

 

〈B〉はい。1920〜1970年くらいまでのクラシックなスタイルを参考にしてデザインされています。

 

〈A〉過去の年代のリファレンスがあるとはいえ、総じてクラッシックな印象は少ないよね。どちらかというと現代的なムードの方を強く感じるかも。

 

〈B〉そうですよね。それは過去のもの作りに対して敬意があるからこそ、今の時代に存在するブランドの価値として、「革新性」を大事にしているからだと思うんです。

 

〈A〉革新性か。

 

〈B〉カラーリングや、カッティングなどもその一例ですが、玉型(シェイプ)に関しても、過去のデザインを模倣するのではなく、どう編集したら「新たな価値」が生み出せるか? − そういった事を突き詰めて物作りをしているので、自ずとモダンさやフレッシュさが表現されているのではないでしょうか。

 

〈A〉それはすごく納得出来る。アイウェアに限らずデザインって、デザイナーが持つ知見と経験、そして美意識、そういったものが全て表れるものだと思うし、そこの突き詰め方とモノ作りの精度がこのブランドの魅力ということだね。

 

〈B〉あと付け加えるなら、デザイナー自身がとても繊細な人柄なんです。物事の機微を細やかに捉えることにすごく長けている印象なので、革新性を表現するという“大胆さ”と、描くラインに宿る “繊細さ” – それが合わさり、「バランス感覚が良いアイウェア」という印象を僕らに与えてくれているような気がします。

 

 

Section3. Naming

〈A〉プロダクトの魅力からは少し脱線するけど、自分はブランド名も格好良くて好きかな。

 

〈B〉「lazare studio / ラザール ステュディオ」ってネーミング、良いですよね。

 

〈A〉特にはっきりとした理由はないんだけど、なぜかプロダクトから感じる雰囲気とブランド名がマッチしていて、しっくりくる。

 

〈B〉“lazare“は「生命力を吹き込んで復活させる」という意味で、キリスト教の伝承でも有名な言葉(人物)みたいです。

 

〈A〉おお、そうなんだ。これまで説明してきてくれたプロダクトの事と、ブランドネームがここでリンクするんだね。言葉の意味を知ってからアイウェアを眺めると、時代を超えた“繋がり”のようなものも勝手に感じるね。

 

〈B〉はい。とあるインタビュー記事では、クラシックなアイウェアをそのまま再現するのではなく、現代的な視点で作り直す−“復活”させるといった姿勢が語られていました。伝統を踏まえつつ、新しい価値をつくろうというような−そんな話がとても印象的でした。

 

〈A〉なるほど。あと「studio」というワードの響きもやっぱりクールだし、このブランドが取り組んでいるのが革新性なんだとしたら、このワードも必然だ。

 

〈B〉そうですよね。クラフト的な要素の中でも、「ラボ」や「ファクトリー」ともまた違った「ステュディオ」から表現されるプロダクト−そちらの表現の方が、このレトロフューチャーな〈lazare studio〉に関してはしっくりきますね。

 

 

 

Imagine lazare studio

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Special Thanks Towa Numakura

 

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